平成20年度研究談話会


平成20年度第4回研究談話会

日 時:平成20年7月7日(水)10:00〜11:00
場 所:会議室
演 題:「ナマコ・バブルとワシントン条約:文化多様性の保全にむけて」
演 者:赤嶺淳(名古屋市立大学大学院 人間文化研究科准教授)


講演中の赤嶺准教授

【要旨】

 近年、道産のみならず世界中のナマコ利用に注目があつまっています。中国料理に使用される乾燥ナマコの受容が高まっているためです。本講演では、「バブル」状況を生み出すにいたったナマコ食文化の歴史的展開について、日本と東南アジアの事例を中心に解説します。そして、2002年以降にバブル対策として俎上にのぼっていたったワシントン条約におけるナマコのあつかいについての展望をのべ、津々浦々の資源利用の文化を保全するためになしうることはなにか、について考えてみたいと思います。

※演者の赤嶺先生は、技術会議委託事業「乾燥ナマコ輸出のための計画的生産技術の開発」にて、「市場ニーズに対応した生産体制の検討」のうち(1)「国際ナマコ市場の把握と国内生産体制の検討」において、海外の乾燥ナマコ市場および国内の乾燥ナマコ生産に関する研究を分担されておられます。


平成20年度第3回研究談話会

日 時:平成20年6月23日(火)13:30〜
場 所:会議室
演 題:
1.「沿岸親潮」の海洋環境・餌料生産力決定機構の解明(小埜恒夫)
2.マイクロネクトン採集器具比較実験(山村織生)


平成20年度第2回研究談話会

日 時:平成20年6月17日(火)13:30〜
場 所:会議室
演 題:
1.貝塚より出土したアサリ貝殻と現世アサリ貝殻の炭素・窒素安定同位体比の比較分析による沿岸環境評価の試み(宇田川徹・大久保信幸(それぞれ担当部分を発表))
2.オホーツク海沿岸及び沿岸親潮域における海洋モニタリング態勢の整備(平川和正)


平成20年度第1回研究談話会

日 時:平成20年4月16日(水)13:30〜15:00
場 所:会議室
演 題:「自然クローンドジョウの生殖と遺伝」
演 者:荒井克俊(北大大学院水産科学研究院教授)


講演中の荒井教授


 

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