漁業調査船「北光丸」は平成21年7月9日、夏季サケ・マス資源生態調査のためベーリング海及び北極海へ向け釧路港を出港しました。
これまでの調査により、日本系サケが夏季にベーリング海一帯に広く分布していることが明らかになっていますが、地球温暖化により、その分布域の北限が変化している可能性が考えられることから、今次航海では、北部の海域において漁獲調査等を行い、海洋環境に関する基礎的な情報も含めてデータを収集します。
また、未成魚が集中して分布するベーリング海中央部海域においても、2007年から継続して実施しているモニタリング調査を行います。
詳細については下記の調査実施要領を参照下さい。
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夏季サケ・マス資源生態調査実施要領(PDF)(平成21年7月9日〜8月17日) |