資源の現状

北海道の現状

2017年6月30日更新

平成27年の本道海面漁業・養殖業の生産量(属地)は107万トン(生体重量)と前年に比べ15.5%減少、生産額は3,116億円と前年に比べ3.2%増加。魚種別では、ホタテガイが生産量で36万7千トン(全生産量の34%)、生産額で976億円(全生産額の31%)と最も多い。

グラフ:北海道の海面漁業・養殖業生産の推移(属地統計)
海面漁業・養殖業生産の推移
(北海道:属地)
グラフ:北海道の魚種別生産(属地統計)
北海道の魚種別生産量と生産額
(H27属地)

「平成28年度水産業・漁村の動向等に関する年次報告」の概要(平成29年6月北海道水産林務部)より引用。
最新データは北海道水産林務部総務課水産企画グループのページに「北海道水産業・漁村のすがた2017」などとして掲載。

このページのトップへ

資源評価

このページのトップへ

資源変動と海洋環境

図1.水産資源の生活史と変動の模式図
図1.水産資源の生活史と変動の模式図

親潮の強弱に大きな影響を与えるアリューシャン低気圧の変動には20年周期と50年周期が、千島列島の潮汐変動には18.6年周期が認められています。また、日本海の表面水温には過去100年間で上昇傾向が見られます。このような長期変動が北海道周辺の海洋環境や水産資源の変動に影響していると考えられています。しかし、広域な海洋環境と地域の水産資源変動の間には、水温・海流・餌生物であるプランクトンや魚種間の生態的関係の変化のみならず、漁獲などの人為的影響も加わり、非常に複雑な過程があると考えられます(図1)。

水産資源の管理には、これらの過程の理解をすすめ、より良い資源管理を目指すことや、突然の資源変動への説明を充実させることが望まれます。ここでは、下記の事業に関する現在の知見を紹介します。

  • 我が国周辺水域資源評価等推進事業(補助事業)(水産庁、水産研究・教育機構「わが国周辺の水産資源の現状を知るために」)
    資源変動要因分析調査事業は、海洋環境等による水産資源の変動機構の解明のための調査・研究を行い、水産資源の適切な管理に資する資源評価の精度向上を図ることを目的としています。
    特にTAC(漁獲可能量)対象魚種等について、海洋環境の変動がどのようにこれらの資源に影響を与えるのか調査船調査、飼育実験や海洋モデルを用いた解析等により調査・研究し、資源変動に関する知見の充実を図り、資源変動メカニズムの解明及び中長期的な資源変動を明らかにすることにより、海洋環境の変化に応じた資源変動を考慮した精度の高い資源評価に繋げることを目指します。

このページのトップへ